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キッチン・ストーリー

 キッチン・ストーリー

価格:¥ 4,179
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人気ランキング : 8,410位
定価 : ¥ 4,179
販売元 : エスピーオー
発売日 : 2004-11-05

   1950年、スウェーデンの家庭研究所では、ノルウェーの独身男性の台所での行動パターンの調査を行うことになった。調査員のフォルケは、老年の独身男性イザック宅へ。調査対象とは決して話をしてはいけないという規則だったが、ふたりいつしか話をするようになり、ゆっくりと交流を温めていく。
   同じ部屋にいるのに無言でいるときの気まずい空気の妙なおかしさ、会話をかわしてから、ゆっくり広がっていくほのぼのした空気が心地よい。50年代の北欧のインテリアや車など美術にもセンスが感じられ、冬の景色は、しんしんと寒さを感じさせるものの、人間たちは品よく温かくて思わず笑みがこぼれてしまう。『卵の番人』でも斬新でユニークな世界観を披露したベント・ハーメル監督がつくり出した、幸せ気分にしてくれる上質のヒューマンコメディー。(斎藤 香)

なかなか出遭えないお話しです

 映画館の予告編で見て以来、独身男性の台所での動線調査をするというのが、意外な感じで妙に気になってしまいました。
 台所に奇妙な監視台椅子を持ち込み、調査を始めと、見る側も何か起こるだろうなあ・・・と静かなわくわくを抱いてしまいますよね。
 ノルウェーとスウェーデンは同じ北欧だと思っていましたが、さりげなく揶揄されていたりして、それがとっても新鮮でしたし、北欧の人びとの日常生活を初めて知りました。郵便配達は簡単なそりでひゅーとやってきたり。
 声を発しないけれど、会話がないのではなくて、ちょっとした身振りや視線の先に男同士だから成り立つ、武骨なようで少しづつ通い合うふたりを見ているうちに、一緒にうれしくなってしまいました。

たんたんと話が進む

「いいよ!」って言われて観ました。
私の印象は、小津監督作品にも似たものを感じました。
衝撃的な大きなドラマがあるわけでもなく、
いつもの日常が、妙な違和感を感じながらも
淡々と過ぎていきます。
映画の中では、特に感動するうまいセリフもありません。
派手な映像美がありません。
ただ、北欧にある街の日常生活はこんな風なんだろうな、と。
そう思わせる物語です。
でも、見終わった時に感じるモノは、
もしかしたらその人の人生に比例しているかも。
小津監督作品でも、言葉に出来ない感じが心に残ります。
この作品もそうでした。
「かめばかむほど味が出る」ではありませんが、
年を重ねる毎に、観れば観ただけ
より深く何かを感じられるかも知れません。
直接的なメッセージよりも、
日常的な共感はダイレクトに心に響きませんか?

ほのぼの

「独身男性の台所での行動パターンを調査する」
「調査員は調査対象の男とは話をしてはならない」
こういった設定を面白く感じたので、観てみました。
コメディタッチの作品にもなりうる設定ですが、
この作品には派手な展開もなく、ゆっくりと、且つ淡々と
話が進んでいきます。バックに時折流れる音楽も静かで、
映画全体の穏やかな雰囲気を保っています。
悲哀を感じる場面もあれば、微笑んでしまうような場面もあり、
心温まることが出来る作品です。

静かでジンワリ・・・そしてお腹がグー

見終わった後に静かにジワーッっとくるような映画です。
物を食べるシーンがとにかく美味しそうに食べていて
思わずお腹がグーっとなってしまいました。
お酒でも飲みながら、一人で静かな時間を過ごすのにもってこいの映画

ほのかに明るい

観る前、「スローライフ」の映画と銘打たれていたため、
こう生きるべし!といった押しつけがましさがあるのかと
危惧していたが、そんなことはなかった。
二人はあくまで淡々と暮らし、静かに心を通わせていく。
状況や間合いの可笑しさからこみ上げる笑いは
品が良く、心地いい。
健康や仕事に対する不安もあるのだけれど、
影はあっても、ほのかに明るい。
それはたぶん、大切にするものへの迷いがないから。
人生で、こんなパートナーを見つけられたら、
幸せだろうなと思える映画。


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このページの情報は
2006年1月22日22時35分
時点のものです。

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