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価格:¥ 3,192
納期:通常24時間以内に発送
人気ランキング : 7,470位
定価 : ¥ 3,990
販売元 : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
発売日 : 2005-07-07 |
小説家志望の中年の国語教師マイルスと親友ジャックは、旅先のレストランで美人のマヤと出会う。調子のいいジャックは婚約者がいるのにナンパした女性とうまくやっているが、結婚に破れ、小説家の夢もどうなるかわからない、何もかもうまくいかないマイルスは、マヤにひかれつつも一歩が踏み出せずにいた。
『アバウト・シュミット』のアレクサンダー・ペイン監督が、平凡な男が人生を見つめなおす姿をユーモアと人情あふれる演出と脚本でつづる。夢や希望に満ちあふれた若さはもうない。失敗もたくさんした、現実も知った、この先いいことあるだろうか…そんな風に消極的な主人公の曇り空の毎日は、誰にでも経験あることだろう。だからこそ、その人生に希望の光がさすとき、自分のことのように晴れやかな気持ちに。ワインおたくの主人公らしく、ワインのうんちく話はこの映画のアクセントだが、年代物のワインほど絶妙な味わいであるのと同じように、人生も年月が豊かにしてくれると語っているよう。マイルス役ポール・ジアマッティのダメ男っぷりは哀愁漂い、ジャック役トーマス・ヘイデン・チャーチの能天気ぶりは愉快痛快、ふたりの魅力もこの傑作に一役買っている。(斎藤 香)
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せつない。いたいたしい。でも現実って、こうだろう。 |
アカデミー脚本賞をとったし、人生をワインのうんちくで語った、なんて誘い文句につられて見た。しゃれた、アメリカらしい映画だろうなと思っていたら、ちがいました。これほど「痛い」映画はちょっとない。何が痛いって、主役の俳優です。さえない中年男が主人公っていう映画でも、設定はそうだとしても、役者は結構ちゃんとしていることが多い。でもこの映画の主人公は、ほんとにダメで、不器用で、もてなくて、正直で、身近にいる、そういう人物そのまま。頭頂部ははげているし、お腹はたっぷり出ている。でもそういう外見より、歩き方とか、振る舞いが、そういうひと独特の匂いが漂っている。
でもこの人と親しくなる「マヤ」っていう女性(女優)がすごくいい。彼女と、主人公は、最初は、結ばれない(肉体的に)。マヤはサインを出したけど、主人公は不器用で、そのチャンスをゲットできない。でもできなかったからこそ、彼らは、もう少し、友達でいる時間が増えたし、時間をかけて親しくなっていくことができた。それを説明してないけど、この映画は暗黙のうちに示していて、その点、すごくいい。だから自然な形で、主人公はマヤに後ろから、肩に手をかけて、ふたりは部屋に入り、一夜を共にすることができる。カメラは、部屋の外に固定されたままで、フィックスして、夜が朝になったことを光の変化で告げる。家の玄関ドアを開けて、マヤが出てくる。このときの彼女の表情。すばらしい。この一連の場面が、この映画の中で最もすばらしい。
でもその幸せも、すんなり彼のものにはならない。後の話の展開も痛い。それでも最後は、いい感じで終わる。はっきりとしたことを映画は語らない。安直なハッピーエンドでないのは、甘いだけのワインなど、深みがなくて、三級品だということと同じなのだろう。とにかくマヤさんがいい。
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人生に「ほろ酔い」気分。ワイン通でない人にも。 |
結婚式を目前に控えた独身最後の一週間を、おもいっきり『アレ』三昧で過ごしたいあきれた下半身男のジャックが、婚約者にそのことが知られてしまうか、という事態になった時「彼女を失ったら俺は何者でもない、NOTHINGになっちまう」と小さな子供のようにわぁわぁ泣く、そのシーンには、「そんなに愛してるならなんで不貞をはたらくか、たわけ!」とあきれながらも、胸のうちのどこかでは「ここまで愛されたら女冥利に尽きるかも」などとも感じてしまいました。
一方、しがない高校の英語教師で生計を立てつつ、いつか『本物の作家』に・・・という夢を捨て切れない中年のマイルスに胸が痛くなるほどの共感を覚えながらも、下戸でワインの知識など限りなくゼロに近い私は「すいません、なんも知らなくて」とちょっと罪悪感(ジャックとは『無知』の罪で共犯)すら覚えながらこの映画を観たのですが、ジャックがほとんど無理やりにお膳立てしたダブルデイトの相手マヤが、目を輝かせながらマイルスに語る彼女の深遠なワイン哲学には、目が覚めるような、新鮮な感動を覚えました。
ぶどうの木を育てて実を収穫し、ワインをつくって、ねかせて、飲む、とういうシンプルなことが単なる「園芸」や「渇きを癒す」ということで終わらない、そしてそれを売る、ということは、彼らにとってはお金やビジネスでなく、なにか福音伝道的形而上学的意味合いがあるような感じさえします。すごい。
そして、その「深み」の価値を理解し分かち合える人、真実稀な「魂の友」のような人との出会いを、形而下的下半身の人ジャックがとりもってくれた、と。
いや、人生は本当におもしろいものですね。何もかもダメになった、と思った後にどんな素敵なことが待ち構えているかもしれません。
出会いを大切に。「この人」と思ったらその手を離さず、いつも誠実に。それがこの映画のさりげない「御教訓」です。
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ロードムービー |
中年オヤジ二人組が、車で旅に出る。そこで、二人の女性に出会い、それぞれ恋に落ちる。しかし、二人には事情があって…。簡単すぎますが、簡単に言うとそんな話です。
中年オヤジ二人組のロードムービーなので、あんまり期待しないで見ていましたが、これが素晴らしい。まず、ワイン畑の描写。これが美しい。私は、ワインは詳しくありませんが、ワイン好きにはたまらない作品だと思います。
次に、このオヤジ二人組の珍道中が面白い。予想がつき、ありきたりな話なのですが、不思議とそんな風には感じませんでした。きっとこの作品にのめりこんでいたからだと思います。あっという間に見終わった気がします。
しかし、万人受けのする作品ではないので、レンタルしてからの購入をお勧めします。
ちなみに私は、予備知識全くなしでこの作品を購入しましたが全く後悔してません。むしろ得さえしたと思っています。毛嫌いしないで見てもらいたい作品の一つです。
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いい映画だな〜。 |
この映画、かつて80年代中期に流行った、ブレックファストクラブやセントエルモスファイアなどのブラッドパック系甘酸っぱい青春モノに夢中になった方々には特にお薦めしたいなと思いました。
あの頃に青春時代を送って大人になり、挫折感や無力感という言葉の意味を体験的に知ってしまった世代。
誰に言われるワケでもなく、夢と現実に折り合いを迫られる現実。
若くもなくなってしまったが、リタイアする年齢でもなく、これからも続く長いのか短いのかさっぱり分からない人生をしっかりと生きていかなくてはならない世代。
僕も四捨五入すれば40代。
この映画はあの頃の切ない青春映画のように、人生の応援歌として僕の心に刻み込まれました。映画が人生のヒントを教えてくれる。
そんな大事にしたい作品のひとつです。
以下は、プロデューサーであるマイケル・ロンドンの公式サイトからコメントの抜粋引用させてもらいます。
この言葉が、僕にとってはこの映画の全てを表現していますから。。。。
「人生のある時期になると、自分という存在の真ん中に立ち止まり、戸惑う瞬間があるものだ。
過ぎてしまった人も、これから迎える人もいるだろうが、みんな経験する。それは重要な瞬間だよ。
現実的な決定を下さねばならず、もはや夢のようにただ思い描く未来に隠れ続けることは出来ない。」
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隠れた名作 |
ロードムービーと言えば主役は若者になることが多いと思いますが、この映画は2人の冴えないおじさんたちの物語。このおじさんたちの性格のギャップや、会話のやりとりが妙に笑えます。
ワイン好きにはたまらないウンチクも出てきますが、ワインの映画というより、旅の映画と言った方がピンとくるかもしれません。
ワインは重要かつ素敵な小道具といったところでしょうか。
全然アカデミー狙いっぽくない地味な映画なのに、さすがに
アカデミー賞でも注目されるだけあって、良く出来た面白い映画でした。